ゲーム業界で働く8割以上の方が利用したいと回答した転職支援サービスとは
株式会社Hiraku agent（本社所在地：東京都品川区、代表取締役：加藤 啓介）は、ゲーム業界で働いている方を対象に「ゲーム業界での働き方」に関する調査を実施しました。
前回、「ゲーム業界の魅力・働き方」に関する調査を実施し、リモートワーク頻度や平均残業時間、給与の満足度など働き方の実態が明らかになりました。
フレックスタイム制度や通勤手当など、様々な福利厚生や制度が取り入れられており、ゲーム業界では働く方の満足度は高いことがうかがえます。
ゲーム業界の市場規模について8割以上が「成長する」と考えていることから将来性のある業界との見方もできるでしょう。
そんなゲーム業界で働く方はどのようなきっかけで働き始めたのでしょうか。給与面や自由な働き方に満足している方が多い一方で、よりよい給与や待遇を求めて転職を考える方もいるのかもしれません。
そこで今回、株式会社Hiraku agent（https://hiraku-agent.com/）は、ゲーム業界で働いている方を対象に「ゲーム業界での働き方」に関する調査を実施しました。
調査概要：「ゲーム業界での働き方」に関する調査
【調査期間】2024年6月3日（月） ～ 2024年6月4日（火）
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供するPRIZMA（https://www.prizma-link.com/press）によるインターネット調査
【調査人数】714人
【調査対象】調査回答時にゲーム業界で働いていると回答したモニター
【調査元】株式会社Hiraku agent（https://hiraku-agent.com/）
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
約7割が現在の職場環境に満足している、その理由とは
はじめに、「現在の職場環境に満足していますか？」と質問したところ、『非常に満足している（23.1％）』『満足している（44.0％）』『どちらともいえない（23.8％）』『やや不満がある（7.4％）』『非常に不満がある（1.7％）』という回答結果になりました。
「非常に満足している」と「満足している」を合わせると約7割の方が、現在の職場環境に満足している傾向が示されました。
満足している理由、どちらとも言えない理由、不満を感じている理由をそれぞれうかがっていきましょう。
■現在の職場環境に満足している理由とは？
・フレックスタイム制の導入で働き方が楽になった（30代／男性／大阪府）
・自由な働き方（30代／男性／福岡県）
・収入面と福利厚生（40代／男性／京都府）
・給料が良い（40代／男性／滋賀県）
■現在の職場環境の満足度がどちらとも言えない理由とは？
・責任は重いが給料が見合ってないと感じる（40代／男性／千葉県）
・仕事時間が長い（50代／男性／埼玉県）
・忙しくて大変だがやりがいがある（50代／男性／京都府）
・給料は良いが残業が多いから（50代／女性／東京都）
■現在の職場環境が不満である理由とは？
・人材不足（30代／男性／大阪府）
・休みが不定期（40代／女性／神奈川県）
・仕事量に対しての給料や待遇が見合っていないから（40代／男性／大阪府）
・給料が安い上、労働時間が長いから（50代／男性／埼玉県）
次に、「仕事に“やりがい”を感じることは重要だと思いますか？」と質問したところ、8割以上の方が『非常に重要（38.0％）』『やや重要（50.3％）』と回答しました。
仕事のやりがいをかなり重視している傾向にあることがうかがえます。
続いて、「ゲーム業界で働き始めたきっかけを教えてください（上位3つまで）」と質問したところ、『クリエイティブな仕事がしたかったから（45.8％）』と回答した方が最も多く、次いで『ゲームが好きだから（41.6％）』『憧れるクリエイターのようになりたかったから（37.3％）』と続きました。
ゲーム業界で働き始めたきっかけは、クリエイティブな仕事がしたいという理由が最多となりました。自身の想像力や発想力を活かしたいという方にはピッタリな業界かもしれません。その他にも、ゲームが好きだったり、憧れのクリエイターを目指す声も寄せられました。
仕事に求めることトップ３は、「やりがい」「仕事内容」「年収」
ここまでの調査で、ゲーム業界で働き始めたきっかけが明らかになり、やりがいが感じられることを重視している方が多いことが分かりました。
さらに、「仕事選びの際、仕事に何を求めますか？（上位3つまで）」と質問したところ、『やりがい（41.2％）』と回答した方が最も多く、次いで『仕事内容（37.5％）』『年収（36.7％）』と続きました。
ゲーム業界で働いている方は、仕事に対しやりがいを求めている方が多い傾向が示されました。やりがいを求めているからこそ、仕事内容も重視する傾向にあるのかもしれません。
約2人に1人が転職を視野に。4割以上の方が給与や待遇の改善を求めると回答
働き方の実態や仕事選びにおける重視するポイントについて明らかになりましたが、転職についてはどのようにお考えなのでしょうか。
「現在、転職を考えていますか？」と質問したところ、約6割の方が『はい（63.7％）』と回答しました。
前回調査にて、「在籍年数を教えてください」と質問したところ、『1年～3年未満（23.2％）』と回答した方が最も多いことが明らかになりました。その要因の一つには、プロジェクトベースの雇用形態が挙げられます。
多くのゲーム開発プロジェクトは期間限定であり、プロジェクトが終了すると同時に契約が終了することが一般的です。
このような背景から、ゲーム業界における“転職”のハードルは高くはないのかもしれません。
続いて、「転職を検討する際、最も重視する点を教えてください（上位3つまで）」と質問したところ、『給与や待遇の改善（42.0％）』と回答した方が最も多く、次いで『仕事のやりがい（33.8％）』『ワークライフバランス（31.2％）』と続きました。
現在の職場よりも高い給与や好待遇を求めて転職を検討する方が一定数いることが明らかになりました。また、仕事のやりがいやワークライフバランスといった点も重視されていることが示されました。
ゲーム業界専門の転職支援サービスに期待することは「厳選された求人の提案」が最多
「転職支援サービスを利用するとしたら、どのような不安がありますか？（上位3つまで）」と質問したところ、『希望に合った求人の提案があるか（45.8％）』と回答した方が最も多く、次いで『サービスの質や信頼性（43.8％）』『求人情報の質（43.1％）』と続きました。
約半数の方が、希望に合った求人があるかどうかを不安に思っていることが示されました。またサービスの質や、求人情報の質にも回答が寄せられました。
では、どのようなサポートがあると安心できるのでしょうか？
そこで、「ゲーム業界専門の転職支援サービスがあるとしたら、どのようなサポートを期待しますか？（上位3つまで）」と質問したところ、『厳選された求人の提案（39.4％）』と回答した方が最も多く、次いで『現役ゲームクリエイターの添削（36.3％）』『専門家によるキャリアアドバイス（35.2％）』と続きました。
厳選された求人の提案を期待している方が約4割と最多になり、質の高い求人の提案を期待している方は一定数いることが明らかになりました。他に現役ゲームクリエイターの添削や、専門家によるキャリアアドバイスを期待する声も寄せられました。
最後に、「ゲーム業界で働く方向けの履歴書やポートフォリオを添削してもらえるサービスがあったら利用したいですか？」と質問したところ、約9割の方が『利用したい（86.3％）』と回答しました。
利用したい方は約9割にも上りました。ゲーム業界に特化した履歴書やポートフォリオの添削サービスはニーズが高いようです。
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まとめ：転職を成功させるには？ゲーム業界専門の転職支援サービスがおすすめ
今回の調査で、ゲーム業界で働く方の約7割が現在の職場環境に満足していることが明らかになりました。満足している理由には、給与が高いことや働き方が自由であることなどが挙げられました。一方で、休みが不定期であることや勤務時間が長いことを不満に思っている方もいることが明らかになっています。
仕事に”やりがい”を感じることについては、約9割が重要であると回答し、やりがいが仕事のモチベーションになっている方は多いことがうかがえます。
ゲーム業界で働き始めたきっかけについてうかがったところ「クリエイティブな仕事がしたかったから」という理由が最多になりました。独創的なアイデアをもとに新しいものを創りあげたいと考え、ゲーム業界で働き始めた方が多いのではないでしょうか。
また、約4割の方が、仕事を選ぶ際には「やりがい」を求めている方が最多となり、「仕事内容」や「給与」を上回ることが明らかになりました。ゲーム業界で働く方にとって、やりがいは特に重要視されていることが示されました。
転職についてうかがったところ、約6割の方が現在転職を考えていると回答しました。転職を検討している方は多い傾向にあるようです。転職を検討する際には、給与や待遇の改善を重視する方が約4割と最多となりました。現在の職場よりも高い給与や好待遇を求めて転職を検討する方が一定数いることが明らかになりました。
転職支援サービスに対する不安をうかがったところ、約半数の方が、希望に合った求人があるかどうかを不安に思っていることが示されました。ゲーム業界専門の転職支援サービスに求めるサービスには「厳選された求人の提案」や「現役クリエイターによる添削」が上位に挙がりました。ゲーム業界で働く方向けの履歴書やポートフォリオを添削してもらえるサービスを利用したい方は約9割にも上り、ニーズの高さがうかがえます。
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